料理上手への近道は良い素材と調味料から
良いみりんは飲んでも美味しい!
その美味しさと実家のすぐ近くだという事もあり、この「三州三河みりん」を使い続けて約30年ほどがたちました。
昔ながらの製法を守り続け、原材料はもち米、米こうじ、本格焼酎のみのシンプルさで甘めのリキュールの様な美味しさがあるのがこのみりんの特徴です。アルコール度数は14度前後で調味料ではなくて酒類に分類されています。
煮物に加えればコクと照りが出て味に深みが生まれます。甘さを加える際はこの「三州三河みりん」を使うのが私のこだわり。
みりんには「みりん風調味料」と「本みりん」があり、更には「本みりん」には伝統的な本みりんと工業製法の本みりんの2種類があります。
伝統的な本みりんは江戸時代に確立された製法で本格焼酎に蒸したもち米と米こうじを加えて仕込みます。醸造、熟成期間は2年がかりです。
工業製法の本みりんは蒸したもち米と米こうじにホワイトリカーや水飴を加えて香味を調整して作ります。醸造、熟成期間は2~3ヶ月程。
因みにみりん風調味料とは水飴やブドウ糖や化学調味料を加えて作るみりんに似せた調味料です。
伝統的な本みりん「三州三河みりん」は原材料にもこだわり、米は国内指定産地から玄米の状態から取り寄せ、本格焼酎は精米から仕込みに至まで全てを一貫して行っています。米一升から作られるみりんはわずか1.8リットル。
決して大量生産に傾かずに自然に任せてじっくり熟成させて作られた味は旨みのある自然な甘さにあふれています。もちろん完全無添加です。
丁寧に作られている「三州三河みりん」は私の料理になくてはならない調味料です。これからも使い続けていきたいと思っています。
今回ご紹介するのは
です。
らっきょう漬けはたっぷりのみりんを加えてさっぱり尚かつコクのある甘さが美味しい自慢のレシピです。
トマトたっぷりしょうが焼きはたっぷり加えたみりんがトマトの酸味をまろやかさにかえてくれます。
筍の佃煮は照りとコクをプラスしてくれます。
どちらも簡単、是非作ってみて下さいね♪