クセは控えめでクセになる美味しさ!
以前イタリアを旅した際にいただいたサラミの味は忘れられない美味しさでした。肉類の国外への持ち込みができず残念ながら思い出の味となっていた本格サラミ。
今回ご紹介するのは岐阜県飛騨に工房をかまえるキルノンチェの「白かび熟成の乾燥ソーセージ」です。見た目はイタリアのサラミにそっくりなカマンベールチーズの様に白いカビに覆われています。
このカビはフランスから取り寄せたペニシリューム系の白菌胞子(白カビ)でたんぱく質を分解し、独特の風味を出す働きがあり、チーズ作りには欠かせない菌だそう。この菌をソーセージに植え付けて一か月熟成させて作ったものが「白かび熟成の乾燥ソーセージ」です。
このサラミが作られている飛騨は埋蔵縄文杉で濾過された湧水が流れる風光明媚なところ。湧き水と宮内庁納入牧場の鹿児島黒豚のももの赤身肉と背脂、ブルルターニュゲランとランド塩田の天日乾燥塩」瀬戸内「伯方の塩」と自家配合塩を使って作ったこだわりの逸品なのです。
一口いただくと上質なカマンベールチーズの様な風味があるのはこの白カビのからだったのですね。そしてイタリアでいただいたサラミのような味わいですが白カビのクセはまろやかで、塩分控えめ、独特の風味は食べて納得の美味しさです。
自分用にワインのおつまみはもちろんのこと、食通の方へのプレゼントにしても喜ばれると思います。
今回ご紹介するレシピは
ワインがすすんで困ること請け合い。是非、お試しあれ♪