そうめん好きなら誰でも知っている「揖保乃糸」
寒い時期に作って寝かせて作る特級品
麺の細さとツルツルとしたのどごしの良さ、そして何よりも茹で時間の短さ(1分半~2分とは大助かりです)大人気の食材です。
最近、そうめんを巻く帯の色(なんと8種類の帯。赤い帯の商品が一般的です)が沢山ある事以外にも「ひね」というラベルが貼られている商品と貼られていない商品がある事に気付きました。
「ひね」とは漢字で「古」と書き、徹底した湿度や温度管理の行き届いた熟成倉庫1年間寝かせ、熟成させた手延そうめんです。
寝かせる事によって麺が熟成し、コシが強くなり、食感がよくなるといわれています。
ちなみに黒帯の「特級品」は寒くなってきた12月から2月までの「寒」の時期に作られています。
「寒」の時期に作られるそうめんは、色の仕上がりもよく甘みがあり、コシが強いそうめんを作る事が出来ます。
また、一般的に売られている赤帯の上級品は太さが0.7~0.9㎜であるのに対して黒帯は0.65~0.7㎜。
より細く仕上げるために組合が指定した熟練した職人さんが特に良質な小麦粉を使用して製造しています。
丁寧に作られた上質なそうめんをさらに寝かせる、、
美味しくないはずはないですよね。
また、今年の5月に揖保乃糸 上級品・特級品はITI優秀味覚賞の三ツ星を受賞し、世界に美味しさが認められた優秀な食材でもあります。
美味しいものは国境を超える、、
和洋中エスニック色々な食材と組み合わせられる万能な食材だと思います。
今回はツルツルとしたのどごしの良さを味わえる冷たい麺のレシピをご紹介します。
- ITI優秀味覚賞とは
世界トップクラスのシェフやソムリエで構成された200人以上の審査員団により高く評価された食品および飲料品に対して選出される味に関する高品質を認める賞です。
どれもとてもお手軽に作れますよ♪
ぜひ作ってみてくださいね!